三咲公民館主催の「新春!参道狛犬ものがたり~お参りがもっと楽しくなる狛犬講座~」が開催されました。
今回で3回目となるこの講座は、申込み当日で満席になるほど人気の講座です。
講師は参道狛犬ナビゲーターの山元環樹さんで、会社員の傍ら、狛犬を求めて全国を巡り歩
き、狛犬の魅力を発信し続けています。
狛犬の写真を図鑑化することをライフワークにされて、昨年末には2700体を突破!しかし、全国では8万社以上の神社があり、まだまだ道半ばのようです。
第1日目の1月13日は、狛犬の由来や歴史、全国各地の狛犬の型や特徴について豊富な写
真をもとに解説いただきました。
狛犬を作るのは彫師・石工ですが、全国の石工が競い合いながら互いに影響を及ぼし、その匠
の技を磨いていった話もとても興味深いものでした。
第2日目の1月20日は、船橋駅から日枝神社~道祖神社~厳島神社~船橋大神宮(意富比
神社)の狛犬に会いに行きました。
船橋で多くの狛犬を作った石工は「金子長十良(郎)」「金子勘次郎」「金子國松」の3人ですが、船橋大神宮では長十郎、勘次郎の狛犬を対で見られます。当日は特別な計らいにより、貴重な「江戸獅子山」(狛犬の型)も見ることができました。
さて、近所の神社ではどんな狛犬に出会えるでしょう!わくわく楽しみが膨らむ講座でした。